当記事にはプロモーションが含まれています。

故人が父・頑固な性格・料理が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:父 | 性格:頑固 | 趣味:料理

本日はご多忙の折に父○○の葬儀にご会葬いただきまして、誠にありがとうございます。
40歳で独立、懸命になって働いてきた父ですが、長年の激務と心労のためかここ数年は体調を崩しがちでございました。
〇月〇日、蝋燭の灯がスッと消えてしまったように静かに旅立ったこと、改めてご報告申し上げます。

会社創業から軌道に乗り始めるまでには様々な出来事があったようですが、パワー溢れるかじ取りでピンチをチャンスに変えて周囲をあっと驚かせてきたのは私よりも皆様がご存知の通りだと思います。
そういったこともあり、いわゆる昭和型の典型だった父は、家庭内では思い通りにいかないことがあると家族を怒鳴りつけたりすることがあり、私も学生時代には幾度か鉄拳制裁を受けたこともあります。
しかし今現在家業を継いだ私は父が抱えていたストレスといったものを如実に感じ取ることができますし、また未熟ながらも経営をできるようになったのは間違いなく父の指導のおかげでございます。

多くの社員を抱えるまでに成長した家業ですが、やはり取引先等では父の大きな存在感というものをいまだに思い知らされ、自分との差を日々痛感させられております。
私は経営しか携わったことがなく、早くから和食料理人として現場での感覚を養った父はやはり従業員の立場というものを熟知しており、パワーだけでなく繊細な配慮というものも併せ持つ人物だったのだな、と感心せずにはいられません。

今後は私たち家族、そして社員一同一丸となって父の遺志を継いで社業発展のために努力邁進していく所存でございます。
皆様には父亡き後もこれまでと変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきたいと思います。
本日はありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です