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故人が祖父・頑固な性格・旅行が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:祖父 | 性格:頑固 | 趣味:旅行

○○○○の孫の○○でございます。
遺族を代表してご挨拶させていただきます。
本日はお暑い中、祖父、○○○○のためにお集まりくださりまして、ありがとうございます。

おかげをもちまして、つつがなく式を執り行うことが出来まして、これより出棺の運びとなりました。
祖父は7月23日の夕方に車の接触事故のため、突如人生の幕を下ろしました。
享年76歳でございました。

この日祖父はかねてより予定していた祖母との旅行の予約をとりに行く途中、事故に遭いました。
定年退職をしてから毎年、祖母と温泉やお城巡りなどの旅行に行っていたのですが、今年はもういけなくなりました。
頑固で仕事一筋だったので毎年の旅行が祖母への孝行のつもりだったのでしょう。

生前の祖父は曲がったことが嫌いで人と衝突してしまうこともありましたが、その反面情が深く古い友人などがよく相談に来られているのを目にしました。
私が子供のころ祖父に「何を話してたの?」と尋ねると「昔世話になった方だからね、お役に立ちたいのさ」と笑顔で言う祖父を尊敬していました。

このようなことになり、祖母もショックを隠せないようですが我々家族が支えていかねばと思っています。
みなさまには、これからも変わらないご厚情をお願いいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

本日はお見送りいただき、ありがとうございました。

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