当記事にはプロモーションが含まれています。

故人が息子・頑固な性格・料理が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:息子 | 性格:頑固 | 趣味:料理

本日はご多忙の中、多数の方にお集まりいただきまして本当にありがとうございます。

定年を迎えずに諸事情で依願退職いたしました私など見習うような人間ではないのですが、息子の○○は子供のころから私と同じ消防士になると決め、猛勉強の末に試験に合格しました。
高校を出てからすぐでしたので社会経験はほとんどないながらも、ここにお集まりの皆さんを手本に日々訓練に励み、先日の火災までに幾たびも出動して地域の安全と安心に貢献いたしましたのは、我が子ながら良くやったと褒めてやりたい気持ちです。
親としては無念極まりないとはいえ、家屋に住まわれていた方に一人も犠牲者が出なかったのは不幸中の幸いですし、○○がそれに少しでも役立っていたのであれば少しは報われると感じています。

職務を真面目に遂行するような性格の兆しは子供のころから表れており、一度決めたら部活も町内の清掃活動も休むことなく参加しておりました。
天気が悪い日に無理をして風邪をひくようなこともありましたが、その後も再び活動を続けるなど、誰に似たのか分からない頑固な面もありました。
また家族思いで母の日や父の日には私たちのために料理を作ってくれたりと、私自身両親にしたこともないような心遣いを見せる優しい子だったのです。

皆様におきましては、今後も町の安全を守っていきながらもぜひご自分の生命も大事になさって日々の業務に励んでいただきたいと思います。
本日は本当にありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です