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故人が祖父・温厚な性格・釣りが趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:祖父 | 性格:温厚 | 趣味:釣り

例文①

本日はお忙しい中、また、お足元の悪い中、故〇〇〇〇の葬儀・告別式にご参列頂きまして誠にありがとうございます。私は故人の孫にあたります、〇〇と申します。
本来であれば長男にあたります父○○がご挨拶を申し上げるところでございますが、現在父は○○(病名)のため療養中のため、私が代理としてご挨拶をさせて頂きます。

祖父が脳梗塞で倒れたのは1年前のことでした。
長い入院期間中も早く家に帰りたい。そう言いながらも、皆様がお見舞いに来てくださった日にはとても嬉しそうにしていたことを思い出されます。
入院中にお優しいお言葉を頂きましたこと、祖父に代わりお礼申し上げます。

いつも、優しく遊びに行くと「よく来たね」といい、お菓子をくれる。
私にとってとても大好きなおじいちゃんでした。
釣りが趣味で、初めて私に釣りを教えてくれたのも祖父でした。
生前元気な時も、成人後もよく「釣りに行くか」と誘ってくれたことがいい想い出です。

最後は苦しむこともなく、親族に看取られ幸せそうな最期でした。
祖父が晩年を豊かに過ごせたのもひとえに皆様のご厚情のたまものと深く感謝しております。今後共、故人同様、ご指導ご鞭撻賜りますようお願いいたします。

本日はどうもありがとうございました。

例文②

本日はお忙しい中多くの皆様にお集まりいただき本当にありがとうございました。

祖父○○は私が小学生の頃仕事で忙しい両親に代わって面倒をよくみてくれ、晴れた日の放課後、夏休みなどにはよく近所の公園や河川に連れて行ってくれたものでした。
普段はテレビゲームばかりやっていた私でしたが、たくさんの魚を釣ったり平らな石で水切りを行うなど、昔の遊びをたくさん教えてくれる祖父はある種スーパーマンのようにも映り、私もうまく石が投げれるようになりたいと夢中で練習したものです。

大学に進学すると自分は県外に出ていったこともありあまり話す機会もなくなっていましたが、たまに帰省した際には体調を気遣ってくれましたし、また両親には内緒でお小遣いをくれたりもしてくれ、昔と変わらず大切にされていると感じました。
こうなることを分かっていれば、祖父の大好物であった刺身やお酒をもっとごちそうしてあげておけばよかったと悔やんでも悔やみきれません。

晩年は多少物忘れがあったり体力も衰えていたことから些細な失敗をするようにもなっていましたが、記憶は確かでしたし施設でもいつも私の自慢話を他の入居者の方達にしていたと聞いています。
正直社会人になると仕事が激務でしたので自分のことで精いっぱいでしたが、祖父は常に私のことを気にかけていたんだな、と思うと大きな愛、そしてそれを失ってしまった喪失感で胸がつぶれそうになります。

それでも今まで本当にありがとう、おじいちゃんのことはいつまでも忘れません。

またお集まりの皆様も、本日は最後までご参列いただきましてありがとうございました。

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