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故人が兄弟(姉妹)・頑固な性格・旅行が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:兄弟(姉妹) | 性格:頑固 | 趣味:旅行

本日は兄○○○○の葬儀並びに告別式にご参列頂き誠にありがとうございます。
私故人の妹の○○○○と申します。

兄と私は年齢が15歳離れていることもあり、早くから兄は家を出てしまい、疎遠でした。
正直、兄が亡くなった後もどうすれば良いのか、あまりに兄の情報が少なく困ってしまったのですが、兄は生前エンディングノートを残してくれていたため、皆様にお声をかけさせて頂くことが出来ました。

私たちの両親はすでに他界しているのですが、生前母は兄はとても頑固な子だった。
決めたことは曲げないからよく困った。そう聞いていたのですが、ノートの中にも来てくれた方に自分は頑固で迷惑をかけた。謝っておいて欲しいそしてお礼も。と記載されていました。
兄の頑固さは今も健在で、自分でも少し気にしていたようです。

そして、これは私も知らなかったのですが趣味の欄には旅行と記載がありました。
家にも沢山の旅行先の写真があり、中には海外のものもありました。
もっと早く兄の趣味を知っていれば、一緒に行けたのに。そう思うと残念でなりません。
兄は生涯独身でこの世を去り、私が喪主をすることを知っていたのか分かりませんが、喪主をする人が困らないようにとこと細かくエンディング に情報を書いてくれていました。
葬儀が落ち着きましたら、兄の残した記録をゆっくりと見たいと思います。

遅くなりましたが、兄を生前支えてくださり誠にありがとうございました。
そして、生前兄の頑固さゆえ、気を悪くしてしまった方がいらっしゃいましたら兄に代わり心からお詫び申し上げます。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、兄妹とはいえ私と兄はあまり一緒に居ることがありませんでした。
そのため、皆様の方がもしかして、私の知らない兄を知っているかも知れません。
兄を失ってから、もっと兄のことを知りたかった。そう思ってももう遅い話ではあるのですが、お時間ありましたら別室にてお食事の用意もしていますので、お時間ございましたら私の知らない兄のお話をお聞かせ頂けましたら幸いでございます。
本日は急なことにも関わらずお越し頂き誠にありがとうございました。
私のご挨拶は以上とさせて頂きます。

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