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故人が祖父・頑固な性格・料理が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像

喪主挨拶の例文
故人:祖父 | 性格:頑固 | 趣味:料理

本日は祖父〇〇の葬儀にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
長年鉄工所を経営していた昔ながらの職人気質を持った祖父でしたので、皆さまご存知の通り頑固で一度決めたことは曲げない筋の通った、まあ率直に言って融通が利かない人ではありました。
子供のころは食事の際の行儀の悪さや箸の置き方で何回も怒られ、時には手をつねられることもありましたが、社会人になってからはマナーの大切さは身に染みて感じており、結局は私のために怒ってくれていたんだなと感謝の気持ちが今とても大きくなっています。

また町内会の祭りや催しなどで率先して世話人として行動、焼きそばやお好み焼きを作って皆さんに振る舞っていた姿を今も鮮明に覚えています。
仕事の合間を見て自作した燻製器も使って様々なスモーク調理も提供していましたし、祖父の特製スモークチキンを食べた方もこの中にたくさんいるのではないでしょうか?

これだけ多くの方に見送られるというのは孫の私から見ても慕われていた人物であったということが理解できますので、せめてもう少しお酒の量を控えるように言っておけばよかったのかもしれません。
もちろんあの性格でしたので聞き入れてくれたかは分からないのですが、家族を一生けん命支えてくれたことに対する感謝の気持ちを生前にほとんど伝えることができなかったのはとても後悔しています。
おじいちゃん、今まで本当にありがとう、安らかに眠ってください。

生前に皆さまからのご厚情、また闘病中はご丁寧なお見舞いを承りましたこと、祖父に代わって厚く御礼申し上げます。
本日は本当にありがとうございました。

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