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故人が母・頑固な性格・旅行が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:母 | 性格:頑固 | 趣味:旅行

遺族、親族を代表いたしまして、皆様方に、一言ご挨拶を申し上げます。
私は、故人の長男で、〇〇□□と申します。
本日は、ご多用中のところ、亡き母のためにご参集賜りまして、ありがとうございました。

頑固で恥ずかしがり屋な母のことですから、このように皆様にお見送りを頂いて、嬉しくもありつつ、照れているかもしれません。

只今「頑固で恥ずかしがり屋」と申しましたが、悪く言えば融通が利かないと言いましょうか、良く言えば意志が強いのでしょうが、本当になにかと頑固な母でした。
母は旅行が好きだったこともあり、〇〇家では家族旅行の計画を立てるのは、主に母の役割だったのですが、この母が立てた旅行計画は何があっても途中で予定変更無しというのが我が〇〇家のスタイルでした。
そのようなわけで、多少天候が荒れ模様でも、多少体調が悪くても、計画変更無しで、強行突破しようとする母と、それをなんとかしようとする父のやり取りが懐かしく思い出されます。
そのような頑固な母でしたが、〇〇家が、まっすぐ正しく進んで来られましたのは、母の意志の強さもあってこそだったと思います。

残されました父も高齢となり、今後につきまして何かと不安もございますが、母の意思の強さを受け継ぎ、○○家として力を合わせ頑張っていく所存でございます。
母亡きあとも、生前同様に変わらぬお付き合いを頂ければ有り難く存じます。
以上、出棺に先立ちまして、御礼のご挨拶とさせて頂きます。
本日はありがとうございました。

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