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故人が母・頑固な性格・芸術が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:母 | 性格:頑固 | 趣味:芸術

本日はご多忙のところ、遠路私どもの母○○の葬儀にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

体は健康、これといった病歴もない母でございましたが、先日まったく予期せぬタイミングで交通事故に遭遇してしまい、帰らぬ人となってしまいました。
先ほどから横たわる母の安らかな顔を眺めていても眠っているようにしか見えず、今から出棺することが信じられない思いでもあります。

母は父と結婚してからは仕事を退職、私たちに手がかからなくなるまで外に働きに行かず一生けん命育ててくれました。
その過程の中では怒られたりもしましたし、怖い思いもしたものですが、人様に迷惑をかけないような人間に育てたい思いというものは親となった今、よく理解できます。
またこれからの国際社会では英語が不可欠という持論を持ち、私たちが小学生の頃からこちらの都合や好みも聞かずに学習塾やセミナーに出向かせたりしたのですが、最初は気乗りしなかった私が現在は英語を使う仕事に就いているのは、やはり母がきっかけと考える他ありません。

プリザーブドフラワー教室で作品展を開いたりしたこともありましたし、キルト作品も趣味で製作したりと、芸術方面でも意外な才能を発揮していたのも母の一面でした。

今後は母の教えに沿って一生けん命人生に臨む所存ですが、まだまだ未熟な私たちに今後も変わらぬご指導ご鞭撻を賜れるのでしたら、それに勝るものはございません。

それでは時間も差し迫っておりますのでここでご挨拶を終えさせていただきます。
本日はありがとうございました。

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