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故人が娘・物静かな性格・ペットが好きだった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:娘 | 性格:物静か| 趣味:ペット

本日は多数の方々にお集まりいただきまして、誠にありがとうございました。
出棺に先立ち、父親の私が一言ご挨拶申し上げようと思います。

年齢も若く、また去年までは物静かながらも元気に接客業をこなしていた娘でしたが、定期健診で乳がんが見つかって以降は療養のために仕事は辞職、自宅と病院を往復するような生活でございました。
先生のお話では検診の時点で体の各部位に転移しているということでしたので、正直楽観などはまったくできない状況ではありました。
それでも望みを捨てることなく、毎日を懸命に生きていたのは私だけでなくここにお集まりの皆様すべてがご存知の通りです。
そして意識を失う〇月〇日まで生き永らえたのは本人の努力もさることながら、多くの方からの励ましの言葉があったからこそでございます。
しかし我が家のポメラニアン、ココアがここ最近は片時も娘から離れようとはしなかったのは、動物なりに何かを感じ取っていたのかもしれません。

辛くて怖くて押しつぶされそうになっていたはずなのに、私どもには泣き言一つ言わずに旅立っていった娘。
私どもが忘れないのは当然のこととして、皆様におきましても、心の片隅に覚えていてくださるのでしたら、これに勝るものはございません。

お時間となりましたのでこの辺で私の話は終了させていただきます。
本日は本当にありがとうございました。

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