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故人が娘・物静かな性格・料理が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:娘 | 性格:物静か | 趣味:料理

本日は今は亡き娘○○○○の葬儀並びに告別式にご参列頂きまして誠にありがとうございます。
私は○○○○の父○○○○と申します。

娘は幼いときから物静かな子でいつも、一歩人の後ろにいる子でした。
私も妻もそんな娘の姿に心配をしたものです。

そんな娘が虜になったのが料理でした。
私も妻もとても心配性で、あまり娘に包丁や火は使わせていなかったのですが、学校の調理実習で作ったことを切っ掛けに、自分からご飯を作ってあげる。
そういって台所にずっと居るようになりました。
娘ははまるととことん追求型で、お肉を焼けるオーブンが欲しい。
スープを作るミキサーが欲しい。と誕生日プレゼントもクリスマスのプレゼントも、料理グッズばかりでした。
どれもオモチャをねだってくれた方が有り難いような値段で、正直困りもしましたが彼女はいつも一生懸命で作り出される料理はどれも愛情が詰まった素晴らしいものでした。

専門学校を卒業後は尊敬出来る先生のもとで修行する。
そういって一人暮らしのため家を出ていってしまい、寂しくもありましたがいつも大人しい娘のその行動力に
影ながら応援をしていました。

いつか自分の店を持つのだろう。そして、色んな人を笑顔にするのだろう。
私も妻もそう思っていたのに、娘は○歳という若さでこの世を去ってしまいました。
原因は事故でした。事故後は幸い命を取り止めていたのですが、急変し事故から5日後に息を引き取りました。

これからだったのに、なぜ娘が。
代われるのであれば代わりたい。そうまで考えました。
しかし、娘はもう帰って来ません。
娘亡き今、私も妻もこれから先を考えることができません。
時間が経てば…そう言いますが、本当なのか、正直分かりませんが、娘の分まで生きなければ。そう思っています。

本日は遠いところ、また急なことにも関わらず駆けつけてくださり誠にありがとうございました。
お帰りの際はお気をつけください。ありがとうございました。

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