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故人が兄弟(姉妹)・明るい性格・料理が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:兄弟(姉妹) | 性格:明るい | 趣味:料理

本日はお忙しい中、故〇〇〇〇の葬儀告別式にご参列頂き誠にありがとうございました。
私は故人の妹の〇〇〇〇と申します。

本来は両親が喪主を務める所ではありますが、
両親はすでに他界しておりまして、故人の唯一の家族である私が、皆さまにご挨拶をさせて頂きます。

先にもお話しましたが、私達の両親は
姉が20歳、私が15歳の頃に事故で他界致しました。
当時姉はすでに社会人ではありましたが、私はまだ学生で両親を失いこれからのことに不安と悲しみしかありませんでした。
しかし、姉は決して私の前では弱いところも不安なところも見せず、両親亡き後も明るく私を大学卒業までサポートしてくれました。
姉の幸せを願い、寮に入ることも考えましたが、せっかくの姉妹二人一緒に居よう。
そう言って、毎日美味しい料理を作って私の帰りを待ってくれていました。

そんな姉の病気が発覚したのは2年前でした。
会社の健康診断で癌が見つかり、治療を続けたのですが、進行が早く間に合いませんでした。
父も母も姉も失い、これから不安で寂しくて
どうすれば良いのか分かりません。
しかし、姉は病気が分かった後もいつも笑顔で絶対に生きてね。そう言い続けてくれました。
その姉の願いを胸に私は3人の分まで生きようと思っています。

姉の入院中は会社の方、ご友人の方と沢山の人がお見舞いにきてくださいました。
その励ましに私も姉もとても助けられました。
誠にありがとうございました。
今後とも、姉の生前と変わらずご指導ご鞭撻を賜りますようお願い致します。
本日は誠にありがとうございました。
私のご挨拶は以上とさせていただきます。

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