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故人が母・頑固な性格・釣りが趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:母 | 性格:頑固 | 趣味:釣り

本日は故母の葬儀告別式にご参列頂きまして誠にありがとうございます。
私喪主の○○○○と申します。

本来父が皆様にご挨拶を申し上げるべきところではありますが、父は母を失った悲しみから皆様にご挨拶が難しい状態のため、代理として娘の私がご挨拶致します。

少し、ご挨拶の前に母との思い出話をさせて頂きたく思います。
我が家は少し変わっていまして、母はとても頑固で、少年のように活発な人で、家事等は苦手な人でした。
逆に父は温厚な人で家事が得意なお母さんのような人でした。
母はスポーツ万能で、テニスやバレーとよく身体を動かす人でしたが、趣味は釣りでした。
休みの日は釣りに行き、クーラーボックスに釣った魚を入れてもって帰って来ては、父になにか作ってという母。
その姿はまるで少年のようでした。
母は頑固でどんなに他のお母さんみたいにして欲しい。と言っても聞く耳を持たずいつも真っ黒でお洒落気もなく、髪は短く幼い頃は友人のお洒落なお母さんが羨ましく思うこともありました。
しかし、自分らしく毎日を生きている母は素敵だと今は思います。

そんな母が倒れてからは随分と大人しくなってしまい、入院中の病院ではあの少年のような姿は見られず見ているのが辛かったです。
退院をすればまた、あの元気な姿を見られるでは…そう淡い期待をしていましたが、その期待もむなしく○月○日に息をひきとりました。
享年は○歳でした。

生前母と親しくしていただき、本日も母とお別れに来てくださった皆様には心から御礼申し上げます。
また、入院中もお見舞いの品や私達親族にまでお優しいお言葉を頂戴いたしましたこと、誠にありがとうございました。

母を亡くし、父も私も今は悲しみでこれからのことを考えると寂しく不安ではありますが、すこしづつ時間をかけて、悲しみを乗り越えていきたいと思っています。
皆様には今後とも母の生前と変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げましましてご挨拶にかえさせて頂きます。

ささやかではありますが、別室にお食事の用意をさせていただいております。
是非故人の思い出話をしながら、お召し上がり頂ければと思います。
本日は誠にありがとうございました。

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