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故人が母・明るい性格・芸術が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:母 | 性格:明るい | 趣味:旅行

本日は故○○○○の葬儀にご参列頂き誠にありがとうございます。
私喪主を勤めます、長男の○○○○と申します。

母は私を産んですぐに父が他界してしまったため、一人で私をここまで育ててくれました。
親戚も居らず、その人生は大変なものだったと思います。
しかし、母はいつも明るく元気で弱味を見せない強い人でした。

私も今は結婚し、今は1歳の子の父となりました。
結婚をして私が家を出たあとは、母は若返ったように毎日を楽しんでいました。
今まで趣味を持つことも出来なかった母が、陶芸にハマり色んなものを作っては嬉しそうにしていました。
これから、孫もどんどん成長していくなか、お祖母ちゃんとしての喜びや、もっと時間も出来て自分の人生を楽しんでほしい。
そう思っていた矢先に、自宅で倒れそのまま還らぬ人となってしまいました。

私は残念ながら父が他界したときにはまだ1歳だったため、あまり父の顔も想い出も覚えていません。
しかし、母は父亡き後もずっと父を愛していました。
それこそ、私も自立し好い人がいるのであれば、母に幸せになってほしい。
そう言ったこともありましたが、母は父以外の人は考えられない。
そう口癖のように言うほど生涯父だけを愛していました。
そのため、私も家庭を持った今、母は父に早く会いに行きたかったのかも知れない。
そう思っています。

本音を言えば、早い、早すぎます。
こんな急に逝ってしまうなんて、ズルい…そう言いたいです。
とても寂しいです。

皆様方には本日は急なことであったにも関わらず、お集まり頂き誠にありがとうございました。
母が一人で私をここまで育てることが出来たのも、いつも笑顔でいてくれたのも、皆様のご協力、支えがあってこそだと思っております。
心から感謝しております。

母亡き後もどうか、生前と変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。
本日は誠にありがとうございました。

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