故人が母・明るい性格・旅行が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

本日はお忙しい中、亡き母〇〇の葬儀に多数の皆様にお集まりいただきまして、ありがとうございました。
還暦は過ぎていたとはいえまだまだ元気な状態ではあり、まさかこんなにも早く旅立ってしまうとは家族一同まったく予期することはできずにおりましたので、正直悲しみ以上に混乱が大きい状況になっています。

いずれに致しましても現実は現実と受け止め、今日ここに告別式まで執り行うことまでできたわけですが、やはりここにお集まりの方々の助力と励ましの言葉がなければ無理であったこと、深くお礼申し上げます。

生前は朗らかで明るい性格であったこともあり家族の中に楽しい雰囲気をもたらしてくれていましたし、また年に一度の家族温泉旅行に行くことを誰よりも楽しみにしていました。
加えて社交的でしたので町内や婦人会のイベントには率先して参加していたことは皆さまご存知の通りでございます。

式が終わって落ち着いたころには家族一同本当の悲しみに暮れるかも知れませんが、これからも皆様の変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。