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故人が娘・温厚な性格・ペットが好きだった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:娘 | 性格:温厚| 趣味:ペット

本日は故〇〇〇〇の葬儀告別式にご参列頂き誠にありがとうございます。
私は〇〇〇〇の父の〇〇〇〇と申します。

娘は小さい時から動物が大好きなとても温厚な子でした。
小学校の時に、家で飼っていたペットの犬が死んでしまったことをキッカケに人間は痛いや苦しいを言えるけれども、動物は言えないから可愛そう。
だから、私は動物の気持ちがわかるお医者さんになりたい。
そう言って、勉強も一生懸命し獣医の道に進みました。
いつも動物に噛まれたり、引っ掻かれたりしているのか痛々しい傷を腕にたくさん作り、大丈夫だろうか。
親としてはとても心配していましたが、そんな心配もよそに娘はいつも生き生きとしていました。

動物は人間のように融通も利かないことがあるから。
と、入院の動物がいると寝ずの看病などもあることから健康にはとても注意をしていて、毎年健康診断もしっかりと行っていたのですが、3年前に癌が発覚してしまいました。
その後も色んな方に支えて頂きながら仕事もセーブし治療を行いましたが 、◯月◯日にこの世を去りました。
入院中も動物の心配ばかりで、動物に一生を捧げたような子でした。
動物もいいけれども、自分の幸せにも目を向けなさいと何度も言ってはいましたが、今はまだ今はまだと結局間に合わずでした。

最後は見ているのも辛いほどの状態ではあったのですが、亡くなる数日前に娘が務めていた動物病院の先生や患者さんから寄せ書きを頂きました。
それを見たとき娘は泣いて喜びとても嬉しそうでした。
最期にあんなにステキな笑顔を見させて頂き本当にありがとうございました。
入院中も何度もお見舞いに来てくださったご友人の皆様、娘の復帰を願ってサポートをしてくださった職場の皆様。
絶対元気になる、そう言った娘の約束を果たせなかったこと、娘に代わりお詫び申し上げます。
そして、生前娘を励まし元気付けてくださったこと心から御礼申し上げます。

長いご挨拶となってしまいましたが、私のご挨拶は以上とさせて頂きます。
本日は誠にありがとうございました。

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