喪主挨拶 例文集

喪主挨拶 例文集

喪主の葬儀・告別式での挨拶・スピーチの例文集のご紹介ページです。

突然の悲しみの中で冷静に考える余裕も無いことと思います。
そのような状況でも、参列頂いた皆さまへ感謝の気持ちを簡潔に述べなければなりません。

故人との関係・故人の趣味・性格、様々な場面に応じたあらゆるパターンをご用意させていただきました。
そのままご使用いただけるものもございますが、少し加筆することでご参列いただいた皆様に、より感謝の気持ちが伝わることでしょう。

これから葬儀スピーチでの心得やコツをご紹介しますが、あまり無理をせず、状況に応じてご判断ください。

喪主として挨拶をする時のコツですが、まずは時間を割いて来てくださった弔問客への感謝の気持ちを伝えることが重要です。
人間はたいてい最初、そして最後の言葉を耳に強く記憶に残しますので、スピーチの始まりと終わりには感謝の意を短くてもいいので添えると好印象となります。

また故人への生前の厚意に対しても感謝の意を述べると、より印象に残るのでこれも盛り込むようにしましょう。
そして自分が故人に持つ感謝の意を記憶に残っているエピソードを交えて紹介すると、気持ちのこもった挨拶となるのでおすすめです。

特に祖父や祖母が亡くなった喪主の場合では、孫としての微笑ましいエピソードなどを付け加えると訪れた方がじっくりと耳を傾けることになります。
家族ぐるみの付き合いがあった弔問客が複数いる場合、今後の自分たち遺族への力添えのお願いを加えてみても良いでしょう。

しかしながら伝えたいことをいくつも盛り込んでも焦点がぼやけてしまいますし、また長いスピーチというのは基本的に好まれません。
ですので3分以内、長くとも5分で終えるようなサイズにまとめておくことをおすすめします。

後は「死ぬ」や「生きている時」など、生死を表現する際は直接的な言葉を避けた方が良く、「逝去」「旅立ち」「生前」といった風に置き換えた方が無難です。

その他、4や9などの不吉な数字、「ますます」や「たびたび」などの重ね言葉は忌み言葉と呼ばれ、冠婚葬祭時に使うことは好まれないのでやはり使用しない方が良いでしょう。

これらのことを意識しながら「喪主挨拶の例文集」に加筆をいただくことで、葬儀マナーの守られた、ご参列者様の印象にも残る、喪主様独自の素敵な挨拶文が出来上がるはずです。