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故人が息子・頑固な性格・芸術が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

喪主が葬儀のスピーチをしている画像
喪主挨拶の例文
故人:息子 | 性格:頑固 | 趣味:芸術

本日はお暑い中、長男○○○○の葬儀にご会葬いただきまして誠にありがとうございます。
おかげをもちまして、これより出棺の運びとなりました。

息子とは、これまで親一人、子一人で過ごしてまいりました。
小さなころから頑固で、一度決めたことは絶対にやり遂げるというとても芯の強い子でした。
そんな息子が小さなころからずっと続けていたのが切り紙でした。
最初に切り紙の魅力に取りつかれたのがまだ小学校に上がるか上がらないかの頃で、たまたま展示会で実演していたのを見て興味を持ち、それから様々な切り紙を作ってきました。
最初は近所の子に時々あげたりしていましたが、それが口コミで広がり時々実演会に呼ばれるほどになりました。
そんな息子が身体の不調を訴えたのが27歳の頃でした。
最初はちょっと気になるくらいで病院にもいかずにやり過ごしていたのですが、ついに耐え切れず受診した時には、もう手の施しようがないほど症状が進んでおりました。
懸命に治療を続けてまいりましたが、9月2日に28歳の若さでこの世を去りました。

入院中は、多くの人にお見舞いに来ていただきありがとうございました。
息子に代わりお礼申し上げます。
本日は本当にありがとうございました。

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