遺体移送とは

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葬儀の専門用語 / 遺体移送とは

遺体移送(いたいいそう)とは、亡くなった方を主に車両で搬送することです。
車両のほか、飛行機や船舶を使用しての移送が行われる場合もあります。

遺体移送を葬儀社が行う場合のルール

遺体移送を葬儀社などの業者が、業務として行う場合には貨物自動車運送事業法の対象となります。
遺体搬送業務は、貨物自動車運送事業法で一般貨物自動車運送事業に該当します。

一般貨物自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣または地方運輸局長の許可が必要です。
許可を得ている車両には、青(緑)ナンバーが付けられています。

なお、葬儀社などの業者が白ナンバーの車両で遺体移送を行うことは違法行為です。
最近は少なくなりましたが、もし白ナンバーの車両で遺体移送を行っている業者の場合には、利用することを避けておきたいところです。

遺体移送の料金

遺体移送の料金は、葬儀社など会社ごとに定められた料金設定に基づいて請求が行われます。
この料金は、国土交通大臣に届出を行い、受理されたものです。

料金は車庫~依頼場所~依頼場所の走行距離で計算され、相場としては10キロ以内で12,000円~15,000円です。
これに深夜に移送を行った場合や、家族の都合で待機時間が発生した場合などには割増料金が加算されることが一般的です。

遺体移送は自分の車でしてもよい?

結論から申し上げますと、「しても良い」です。
遺体移送は、個々人が自家用車で行うことに法的制限があるわけではありません。

ただし、技術的、設備的には個々人が自家用車で遺体移送を行うことはおすすめしません。
たとえば、普通車で揺れる車体によって故人の体液が漏れ出てしまう可能性が高くなりますし、その際も適切な対応をとることが出来ないと考えられるためです。

遺体移送についてのまとめ

遺体移送において、故人は貨物自動車運送事業法により「人」ではなく「物」としての取り扱いになるという点は多くの方が驚かれるのではないでしょうか。
もちろん法律の定義上は「物」であっても、実際に対応してくださる葬儀社スタッフの方々は亡くなった「人」として接してくださいますね。

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