葬儀の専門用語 / 逆さごととは
逆さごと(さかさごと)とは葬儀に関する風習で、普段あってはならない不幸ごとが発生したため、不幸ごとを繰り返さないために普段行う方法とは逆の方法、流れで物事を行うことです。
また死者の世界は全てが逆さまになっているという考え方もあり、これに由来するとも言われています。
逆さごとには、たとえば次のようなものがあります。
・屏風を上下逆さまに立てる(逆さ屏風)
・故人の旅支度を行うときに足元から行う
・故人に着せる仏衣を左前合わせにする
・水に湯を足してぬるま湯を作る(逆さ水)
・故人が使っていた布団の夜干し

逆さごとは、普段行う方法とは逆の方法や流れで物事を行う葬儀にまつわる風習のことです。