葬儀の専門用語 / 開眼とは
開眼(かいげん)とは、仏像や仏画を完成させるにあたり、最後に眼を描き入れて魂を込めることです。
魂を込めるのではなく、「仏像や仏画にもともとあった仏性(ぶっしょう)を目覚めさせる、呼び起こすのだ」という考え方もあります。
仏像や仏画は、開眼をもってはじめて礼拝の対象になるとされています。
なお、この開眼させるための儀式のことを開眼供養、開眼法要、入魂式、魂入れ、性根(しょうね)入れなどと呼びます。
もともと開眼の儀式は、仏像や仏画に対して行われていましたが、墓石や位牌に対しても行われるようになっています。
また開眼は一般的に、真理を悟ること、物事のコツを掴むことという意味でも使われます。
まとめ!
開眼とは、仏像や仏画などに魂入れを行うことです。