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病院での臨終

葬儀の流れ

現代では病院のベッドの上で最期の時を迎えられる方がほとんどだそうです。
療養中のご家族が闘病の甲斐なくお亡くなりになられたとき、遺族はどう対処するべきでしょう?
こちらのページでは病院で臨終された直後の葬儀へ向けた流れや手続きを解説していきます。

病院での臨終

病院で臨終を迎えた場合

病院にて死亡を確認されると、医師から臨終の宣告があります。
その後、医師により死亡診断書が作成され、所定の手続きののち、すぐさまご遺体を搬送する必要があります。
病院にもよりますが霊安室のスペースは限られており、長時間の利用はできないので注意です。
依頼する葬儀社をすでに決めている場合はよいですが、臨終後に葬儀社を探すとなると、限られた時間の中で決定する必要があります。

遺体の搬送

2019.12.25

ご遺体の搬送の手配

先述したとおり、病院の霊安室は長時間利用することができません。
ご遺体の身支度が整えられている間にご遺体を安置できる場所へ搬送する手配をしましょう。

葬儀社をあらかじめ決めている場合は速やかにそちらへ連絡をします。
葬儀社のあてのない場合は病院が提携している葬儀社を紹介してもらえます。

搬送の依頼をした流れで、葬儀の方もお願いすることもありますが、搬送と葬儀を別々の葬儀社に依頼することも可能です。
取り急ぎ病院紹介の葬儀社に搬送を依頼し、搬送後に落ち着いてから葬儀社の検討をしても大丈夫です。
こういったケースでは搬送の依頼をする際に、搬送のみの依頼である旨をしっかりと伝えましょう。

末期の水

「末期の水」は「死に水」ともいい、臨終に立ち会った人たちが故人の口に水を含ませる故人に対して行われる最初の儀式です。
病院では医療スタッフの方が末期の水を誘導してくれることが一般的です。
また、ご自宅でお亡くなりになった場合や、病院からご自宅に移して儀式を行う場合は、葬儀社や訪問看護師の助けを借りて行うことになります。

末期の水はできるだけ多くの近親者で行う方が望ましいとされています。
なので臨終に間に合わなかったご家族がいれば全員が揃うのを待つこともあります。

ただし浄土真宗では、あの世では苦しみがないとされているため末期の水を行うことはありません。

エンゼルケア

エンゼルケアとは故人が綺麗な状態で旅立てるように死後の処置をすることで、湯灌(ゆかん)、清拭(せいしき)、身繕い、死に化粧など一連の処置のことを指しています。
元々は遺族の方の仕事でしたが、病院でお亡くなりになった場合、看護師や代行の業者が行うようになりました。
ただし、死化粧はしない病院もあるので、そのような場合は葬儀社に依頼しましょう。

なお、病院にてこれらの死後措置は保険適用外となり、実費で10,000~50,000円ほどの相場です。

また、エンゼルケアと混同されがちですが、「エンバーミング」と呼ばれる遺体を長期保存できる処置もございます。

エンゼルケア

2020.01.06
病院での臨終での臨終

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