故人が兄弟(姉妹)・明るい性格・旅行が趣味だった場合の喪主挨拶の例文です。

遺族、親族を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、ご多用中のところ、亡き〇〇〇〇の葬儀並びに告別式にご参列くださり、ありがとうございました。
私は、故人の弟にあたります〇〇□□と申します。

兄は平成〇年〇月○日、82歳にて逝去いたしました。
昨年、胃がんが見つかり、本人も家族も治癒に向かって懸命に頑張ったのですが、残念ながら〇〇病院で最期のときを迎えました。

定年退職をしてからの兄は、旅行を楽しみのひとつとしていました。
明るく社交的、行動的な兄でしたから、旅行先の現地の方々と仲良くなることも得意だったようで、現地の方々だからこそ知る、それぞれの地域の美味しいもの、美しいものなどをお土産として、弟の私にも持って帰ってきてくれる兄でした。

旅行先でたくさんの方々に出会うことが出来て、また本日お見送りをしてくださる皆様方の温かいお気持ちもいただき、兄は幸せを感じていることと思います。
兄に代わりまして、生前のご厚情に深く感謝申し上げます。

最後にお願いごとになりますが、残されました家族につきましても、兄同様のご厚情を頂ければ有り難く存じます。
以上、出棺に先立ちまして、御礼の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。