葬儀の専門用語 / 三大法会とは
三大法会(さんだいほうえ)とは、仏教行事として2月15日の涅槃絵(ねはんえ)、4月8日の灌仏会、12月8日の成道会(じょうどうえ)という3つの法会のことを言います。
三大法会のことを「三仏忌(さんぶっき)」と呼ぶこともあります。
それぞれの法会は、釈迦の人生における次の出来事が由来となっています。
涅槃会…釈迦が80歳でお亡くなりになったとされている日
灌仏会…釈迦の誕生日とされている日
成道会…釈迦が悟りを開いたとされている日
三大法会は各宗派の本山をはじめ、全国各地の寺院で重んじられている行事です。
特に灌仏会は、一般的に甘茶の振る舞われる「花まつり」として知られていて、地域のお祭りと化しているところもあります。
三大法会は、仏教において涅槃絵、灌仏会、成道会という重要な仏教行事のことを意味します。