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遠波忌とは

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葬儀の専門用語 / 遠波忌とは

遠波忌(おんばき)とは、仏教における七回忌(ななかいき、しちかいき)法要のことです。
亡くなった年も含め数えて7年目に行われます。
数え方の例として2018年1月に亡くなっていれば、2024年1月が七回忌となります。

仏教では輪廻転生(りんねてんしょう、りんねてんせい)という考え方があります。
そして命日から49日の間、7日ごとに故人は生前の行いについて審査され、最終日である49日目に、転生先(生まれ変わる世界、来世)が決まるとされています。

最終的に転生先が決まるとされる49日目は特に重要視され、四十九日法要として盛大に行われます。
その後、百か日法要、一周忌法要が続き、三回忌法要のあとに行われるのが遠波忌(七回忌法要)となります。

また、法要ごとに故人を見守りつつ、故人に教えを授けてくださる仏様が決まっていまして、七回忌は阿閃如来(あしゅくにょらい)です。
遠波忌は故人の成仏、冥福を祈り、阿閃如来により良い導きを頂けるよう願う法要です。

なお、遠波忌は家族のみで行われることが一般的で、菩提寺に読経を依頼するかは地域や菩提寺とのお付き合いによります。

せれもにスタッフ
様々な法要があり、それぞれに行う意味があります。
遠波忌(七回忌法要)に参列する際には、その意味も理解し心を込めて手を合わせたいものです。

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