葬儀の専門用語 / 遺骨迎えとは
遺骨迎え(いこつむかえ)とは、火葬後に遺骨を自宅に迎え入れることです。
火葬場から直接自宅に移動し遺骨迎えをすることもあれば、火葬後に寺院や葬儀場で法要や食事の場を経てから自宅に移動し遺骨迎えをする場合もあります。
一方で火葬後に墓地へ移動し、そのまま納骨を行うケースもあり、この場合には遺骨迎えは行われません。
遺骨迎えの流れ
遺骨迎えとして一緒に自宅へ戻った家族や親族は、玄関前で塩や水でお浄めを行ってから自宅に入ります。
自宅に迎え入れられた遺骨は、後飾り壇と呼ばれる2~3段の小さな祭壇に安置されます。
後飾り壇には、線香の仕度が整えられ、お供え物も用意されます。
基本的には納骨が行われるまで、この後飾り壇に遺骨が安置されます。
後飾り壇への安置後、仏教の場合には環骨勤行(かんこつごんぎょう)や環骨回向(かんこつえこう)などと呼ばれる法要が僧侶によって行われることがあります。
遺骨迎え まとめ
一般的には、遺骨迎えをもって通夜、葬儀・告別式という2日間の流れが終了します。
遺骨迎え、後飾り壇の準備も多くの場合で葬儀社が全て行ってくださいますが、故人のお好きだった食べ物などのお供え物は、ぜひ各家庭で用意しておきたいところです。
コメントを残す