三途の川とは

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葬儀の専門用語 / 三途の川とは

三途の川(さんずのかわ)とは、仏教に基づく習俗的信仰として、私達が生きている世界と死後の世界の境目に流れているとされる川のことを言います。
生前の行いによって、善人は橋を渡り、軽い罪人は流れの緩い浅瀬を渡り、重罪人は流れが速く深いところを渡るという3とおりの渡り方があるということで「三途」の川と言われます。

この三途の川を渡るときには渡し賃として昔のお金である六文(ろくもん)が必要とされています。
葬儀のときには、火葬場にて焼却可能なものでないとなりませんので、六文銭が描かれた印刷物を故人に持たせます。

通夜前に納棺式を行う際、故人に対して旅支度を整えますが、このとき頭陀袋(ずだぶくろ)の中に六文銭の印刷物を納めることが一般的です。
頭陀袋とは、僧侶が托鉢(たくはつ)などのときに首から下げる小物入れです。

ただし、浄土真宗など一部の宗派においては故人が死出の旅に出るという考え方はないため、三途の川を渡るという考え方もありません。

また、三途の川のほとりには、親より先に亡くなった子供が連れてこられると言われる「賽の河原(さいのかわら)」があるという俗信もあります。

なお、現世と死後の世界の境目に川が流れているという考え方は、仏教に限った話ではなく世界各地で見られます。

せれもにスタッフ
三途の川とは、この世とあの世を隔てて流れる川のことです。

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