葬儀の専門用語 / 参拝とは
参拝(さんぱい)とは神社仏閣にお参りし、拝むことを言います。
特に神社にお参りして拝む場合に使われることが多い言葉です。
神社への参拝には、一般参拝と正式参拝があります。
一般参拝は拝殿(はいでん)の手前で行うのに対して、正式参拝は拝殿に上がって行います。
一般参拝では初詣など拝殿前にて賽銭箱(さいせんばこ)にお賽銭を奉じつつ、参拝を行います。
正式参拝は初宮参り、七五三、厄除けなど初穂料を納めて拝殿に上がって参拝をすることになります。
正式参拝は、昇殿(しょうでん)参拝と呼ばれることもあります。
多くの方は、参拝でも一般参拝を行う機会の方が多いと思いますので、一般参拝の手順をご紹介しておきます。
- 鳥居をくぐる前に会釈をしてから境内に入ります。
- 進んでいきますと左手に手水舎(てみずや)があると思いますので、ここの水で心身を清めます。
まずは柄杓にすくった水で、左手を清め、次に右手、そのあと口に含みゆすいで、また左手を清め、最後に柄杓の柄の部分を清めるという流れで行います。 - 拝殿前に進みます。
なお、参道を通って拝殿前に進むことになりますが、このとき参道の端を歩きます。
これは参道の中央は神様が通るところとされているためです。 - 拝殿前にて一礼をし、賽銭箱にお賽銭を入れます。
- 二礼二拍手一礼の順に拝礼、柏手、拝礼を行います。
このときの拝礼は、深々としたお辞儀で、柏手は大きくゆっくり打つことを意識します。 - 軽く一礼して終了です。
なお、一般参拝においては正式参拝のときのように正装で臨む必要は必ずしもありませんが、神社境内に入るときには帽子は脱ぐことがマナーなので注意しましょう。
参拝とは神社仏閣にお参りして拝むことを意味しています。