葬儀の専門用語 / 閻魔帳とは
閻魔帳(えんまちょう)とは故人に関する全てが記録された帳簿で、閻魔大王の裁きに使われます。
仏教に関して言いますと、死者について名前や年齢からはじまり、善行・悪行などあらゆることが書かれていて、閻魔大王が管理・所持していると言われる帳簿のことです。
これが転じて、現代では教師が受け持ちの生徒の成績や出欠などを記入しておく手帳のことを言う場合もあります。
仏教では、亡くなられた方は逝去日から49日間の間、7日ごとに生前の行いについて裁判が行われると言われています。
裁判により、故人が次にどの世界に生まれ変わるのか決まります。
この中で35日目に登場するのが閻魔大王であり、閻魔大王は閻魔帳を参照しながら裁きを下すのです。
コメントを残す