「組仲間」と「葬式組」 葬儀のしきたりと風習

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岐阜県の山間部に残る葬儀の風習 「組仲間」と「葬式組」

「村八分」という言葉があります。
恐らくほとんどの方は聞いたことがある言葉だと思います。

これは江戸時代などの共同体内で、十分の交際の内ほとんど全ての付き合いを絶った家であっても、葬式と火事の際は面倒を見てやろうという考え方です。

つまりかつてはたとえ嫌われ者であっても、「ムラ社会」から完全に外されることはありませんでした。

しかしそれに対して現代は家族葬などに代表されるように、葬儀の際であっても近所の人や会社関係の人とは関わらずにごく親しい関係のみで執り行うスタイルが主流となりつつあり、「ムラ社会」の濃密な関係性が薄れていることを証明しています。

ただし岐阜県の山間部などでは現代でも「組仲間」「葬式組」と呼ばれる関係性が残っており、仲間内の家が葬儀ともなるとその手伝いを率先して行う風習が根強く残っているのです。

仕事を休んでまで手伝うことが当然ともされていますので、濃密な「ムラ社会」がまだ存続していると言えるでしょう。

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