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形見分けとは

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葬儀の専門用語 / 形見分けとは

形見分け(かたみわけ)とは、亡くなった人や別れた人が所有していた物を、残された人で分けて貰い受けることです。
基本的には死亡後に使われる言葉ですが、「形見分けしておく」のように生前に使われることもあります。
葬儀関連用語としては、特に故人の愛用品、コレクションなどを遺された人で分配することを指します。

形見分けのタイミング

特にいつまでに行わなければならないという決まりはありませんが、一般的には仏式で言うところの四十九日法要の頃までに済ませることが多いようです。

形見分けのマナー

・プレゼントではないので、贈答用に包むようなことはしません。
・目上(年齢、地位、役職、階級など総合的に見て立場が上)の人には、家族や親族または先方から申し出が有った場合を除いて、形見分けはしないものとされています。

形見分けを行うときの注意点

・遺言書やエンディングノートで形見分けについて、故人の遺志が示されている可能性がありますので、遺言書やエンディングノートの有無、記載内容の確認をしておく必要があります。
ただし、必ずしも記載内容に法的拘束力があるわけではありません。
・資産価値のある物については、相続財産の対象となる場合があり、個々人の独断で形見分けを進めてしまうと相続人間でトラブルが生じる危険性がありますし、相続税や贈与税にも関係しますので注意が必要です。

形見分けについてのまとめ

せれもにスタッフ
形見分けは、故人の愛用品を分配するということで、故人を大切に想う人たちにとっては重要な意味を持ちます。
禍根が残らないよう、関係する方々で充分話し合って円満に形見分けを行いたいものです。

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