葬儀の専門用語 / カトリックとは
カトリックとはギリシャ語を語源とし、本来は普遍的、世界的、公的という意味です。
一般的には、キリスト教の教派のひとつであるカトリック教会のこと、またはカトリック教会の信者のことを指しています。
キリスト教も仏教と同じように多数の教派(仏教で言うところの宗派)に分かれており、カトリック教会はそのひとつです。
学校で習ったことを覚えている方も多いと思いますが、カトリックとともに、良く知られているのはプロテスタントです。
カトリック教会の主な特徴
・ピラミッド式の階級組織として成り立っていて、トップはローマ教皇です。
(プロテスタントでは、平等意識が強く階級的組織にはなっていません)
・寺で言うところの住職にあたる人は、神父と呼びます。
神父は独身であることが義務付けられています。
(プロテスタントでは牧師と呼ばれ、結婚は可能です)
・恋愛や結婚に関して厳しい側面があります。
たとえば婚前交渉は禁止、基本的に離婚禁止、同性愛には否定的など。
・伝統を重んじます。
・葬儀については基本的に洗礼を受けた人しか対応しません。
もしカトリック教会の神父さんとお話することがありましたら、そのときは「牧師さん」と言わないように気を付けましょう。