葬儀の専門用語 / 火葬場とは
火葬場(かそうば)とは、遺体を火で焼くための施設です。
地域住民への配慮などから、火葬場とは言わずに「斎場(さいじょう)」、「斎苑(さいえん)」、「聖苑(せいえん)」などと呼ばれることもあります。
この中で特に「斎場」は火葬場ではなく、葬祭ホールを意味している場合がありますので、注意をしておいた方が良いでしょう。
火葬場のルール
法律的には、「墓地、埋葬等に関する法律」で「「火葬場」とは、火葬を行うために、火葬場として都道府県知事の許可をうけた施設をいう」と定められています。
また、火葬は火葬場でしか行ってはならないと同法で規定しています。
火葬場を利用するためには、市町村から交付を受けた火葬許可証が必要となります。
火葬許可証をもとに火葬場利用の申請手続きを行います。
これらの手続きは葬儀社が代行する場合が一般的です。
火葬場の種類は大きく分けて2つ!
火葬場は公営と民営があります。
火葬場を利用するための費用は、公営であれば市民は無料~30,000円が相場です。
民営の火葬場ですと50,000円~150,000円が相場となっています。
なお火葬にかかる時間は、火葬場によって差はありますが概ね45分~60分程度です。
したがいまして、火葬場に到着してから、火葬、収骨が行われ、火葬場をあとにするまで1時間~1時間半かかるというのが必要時間の目安となります。
死亡人口が増加する中、都市部では火葬場のキャパシティが心配されているという状況があります。