福井県と群馬県の一部で残っている! お葬式で赤飯という風習
赤飯と言えばお祭りや結婚式、そして子供が生まれた時など何かお祝い事がある時に用意される定番の縁起物です。
しかし福井県の一部の地域ではこの赤飯がお葬式の際に供されることがあり、他には見られない風習として知られているのです。
その由来には長寿で大往生すること自体が珍しかった時代では高齢で亡くなった際にもお祝いをしたという説、小豆の赤に魔除けの意味合いが含まれているという説、宗教的な考えであの世への旅立ちを祝う説などがあり、はっきりとは分かっていません。
同じ風習は群馬県の一部地域でも残っているようですが、福井県とともに現代的な感覚が支配的になるにつれ、葬儀の際に赤飯を用意することは少なくなっています。
ちなみに一般的なお祝いの際に出されるものよりも、赤い色味を抑えたものが求められるようです。
コメントを残す